ちゃお! イオタケです。
あれは2017年冬の朝の出来事でした。
朝は相変わらず寒くふとんに縮こまって寝ている一人のイオタケがいました。
間取りは1Kの16㎡と小さな2階のお部屋のアパートを借りていました。
夏は暑く、冬は寒い。
住めば都でイオタケにとって住みやすい街ランキングトップです。
駅から徒歩20分、近くのスーパーも20分、会社までの通勤40分。
それでもいい街です。
そんないい街にとある事件が起きました。
じりりりいりりーーーーん、じりっりりりーーーん。
目をこすりながら起きる。
6時10分に設定している目覚まし時計を見てOFFにした。
とりあえず、また寝る。
目覚まし時計はいつも家から出る1時間前に設定しているの分かっている。
頭の中で2度ねしてからのシミュレーションは完璧だ。
7時10分に家を出るからそれを逆算する。
まず、タイムリミットぎりぎりの6時40分に布団からでる。
トイレに行く。うんこでないと思うからおしっこだけ考慮:2分
寝ぐせ直しと顔を洗う:5分
朝ごはんはいつもTKGとMSで決まっている:10分
※えっ、TKGは卵かけごはん、「ちりめんじゃこ」や「ごはんですよ!のり」とか入れるの好き。
MSはあさげのインスタント味噌汁。
食器洗い:2分
歯磨き・髭剃り:5分
着替え:3分
残り:3分はセーフティマージン。
このマージンの3分がとても重要なのだ。
もし、うんこがしたくなったら5分~7分はかかるだろう。
で、その3分を引くと2分~5分は遅延してしまう。
しかし、駅から徒歩20分を15分で歩けば電車に間に合う算段だ。
そんなことを瞬時にシミュレーションをして2度寝モード。
6時40分の2度目の目覚まし時計が鳴り響いた。
気だるさそうに起きて、トイレへ。
予定通り、便座に座ったがうんこが出る気配もない。
TKGとMSを食べて皿を洗った。
シミュレーション通り歯磨き、髭剃りが終わった。
しかし突如、奴が現れた。=>現れそうになっている。
やばい、うんこ大魔王だ!!!
イオタケの全出力ATフィールドを突き破りそうだ。
っていう限界のところまではいってない。
普通にもう一度トイレに行った。
しかし、もう時間がない。
トイレに時計は置いてないので時間の感覚が分からないでいた。
焦る。非常に焦る。
何が焦るかって?
それは、1回目のビックバンアタックなみの衝撃波が過ぎて、2回目の衝撃波がただのエネルギー弾なみの小さい衝撃波だ来ているからだ。
しかし、イオタケのATフィールドがそれを弾いているので中々出てこない。
小さな当たりだけがATフィールドを刺激している。
イオタケはこの程度を無視するかどうか考えた。
もこの小さいエネルギー弾を無視するとあとあと通勤時にこの衝撃波が成長して、ビックバンアンタックを通り越して超元気玉が来るのを恐れていたからだ。
これを防ぐには会社の最寄駅のトイレに駆け込むか会社のトイレに行くかだ。
ただ、そこまでフルパワー出力のATフィールドが持つのか?
S2機関を取り入れてないイオタケはおよそ5分間しか持たないであろう。
特に悲惨なのは最寄り駅のトイレが混んでいた場合だ。
あの行列は本当にやばい。
そう考えたイオタケはここですべて出し切るようとある必殺技を出した。
それは逆流連続エネルギー弾だ。
要はウォシュレットで肛門に刺激を与える。
「押してダメなら引く」
これは我が家の最終奥義である。
そんなこんなでトイレに10分間引きこもった。
トイレから出た後、明らかに時間がないのでスーツを着て即家を出た。
家を出て恐らく500mは早歩きとランニングだった。
しかし、なにか違和感を感じていた。
誰もイオタケのおしりを触っていないのに時々、コツコツ突かれている気がした。
ただの勘違いだろうし、おしりを触って確認しようとは思わなかった。
駅が見え始めた頃、隣に近づいてきた若年熟女が声を掛けてきた。
若年熟女:「おはようございます」
イオタケ:「あっ、おはようございます」
この瞬間、何かの勧誘かそれとも「むフフフ」のお誘いか淡い期待を寄せていた。
若年熟女:「後ろにハンガー付いてますよ」
若年熟女は真顔であったけど目と口角が今にも笑いそうな感じだった。
イオタケはそんな馬鹿なと思い手を後ろにやって確認した。
手で触った感触は細くてフックがあって針金っぽい感じのやつ。
もう触った瞬間分かった「針金ハンガーーーー!!?」
駅にたどり着く前に何人の人を抜いてきたかと思うと恥ずかしい。
若年熟女に「ありがとう」と言葉をかけるのも忘れるぐらいだった。
小さなエネルギー弾がバタフライエフェクトを起こした、イオタケのミスだ。
おすすめハンガー
アイリスオーヤマのハンガー: コスパ良し。値段の割にたくさんある。
快便したい人
とりあえず、腸内環境整えよう!!