腸の環境を整えるには乳酸菌が不可欠
そもそも乳酸菌とは、食物などを発酵させて乳酸を作る金の総称。
自然に秘匿存在しているが、人間では腸内に最も損座しており、皮膚にもその存在が認められている。
乳酸というとスポーツしている人にとっては疲労物質を思い浮かべるがそうではありません。
腸内を弱酸性に整え、悪い菌を増殖させない重要な働きがあります。
日本人の死因ランキングも1位はがんです。
女性の1位はなんと大腸がんと言われています。
年齢別にみると40歳から増え始め50歳から加速します。
この傾向を見ると高齢になればなるほど増加傾向があります。
腸の状態が健康や寿命に大きく影響がある事を意味します。
人間の腸の中には役600兆から1000兆個の腸内細菌がいます。
小腸の終わりから大腸にかけて腸壁に多く群生しています。
その様相がお花畑のような感じであることから”腸内フローラ”と呼ばれています。
イオタケにはグロテスクなイメージでしかありませんが。。。
腸内フローラは善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種で構成されており、乳酸菌は善玉菌に分類されます。
腸内ではビフィズス菌と共に腸を整えてくれています、
近年ではDNAの解析技術の発達により新しい乳酸菌が多く発見されています。
また、加工技術も進歩して皆さんもよく目にするサプリメントや乳酸菌入りのチョコレートなども商品化されています。
その他に、ぬか漬けやキムチ、発酵調味料のみそやしょうゆ、塩こうじにも乳酸菌が含まれています。
今や乳製品以外からも手軽に乳酸菌を口にすることができる時代になりました。
善玉菌と悪玉菌のバランスは常に変化
理想的な腸内フローラのバランスは、善玉菌2割、悪玉菌1、日和見菌7割の比率です。
ただし、健康的な人でも常に安定しているわけではありません。
限りある腸内の居住スペースを少しでも広げようと小競り合いが発生しています。
肉食過多などの偏った食事をするとたんぱく質の分解に悪玉菌が活発に働かなくてはなりません。
悪玉菌が優勢になって、日和見菌が加勢して体に不調が現れます。
睡眠不足や不規則な生活、ストレスも悪玉菌優勢になる傾向があります、
清吾から乳児期までの腸内細菌はほとんどが善玉菌です。
しかし、50歳を過ぎたあたりから激減。
老年期に向けてウェルシュ菌などの悪玉菌の割合が増える傾向にあります。
さらに、加齢していくと排泄力がなくなります。
腸内に悪玉菌を増やしてしまいます。
特に50歳前後からは善玉菌を増やす食生活を心がけることが大切になります。
便の重量の約7割は水分で残りは食べ物のカスや腸からはがれた粘膜、腸内細胞の死骸となります。
便には腸内環境がしっかり反映されているので、異常が目に見えやすいです。
黄色から黄褐色のバナナタイプの便が出ていれば善玉菌が優勢です。
それ以外だと個人差はありますが悪玉菌多いです。
乳酸菌を毎日摂取して善玉菌を増やす。
腸内環境の悪化は下痢や便秘といった排泄にかかわるだけでなく、病気になりやすい生活習慣病が進行するなど、健康を大きく左右します。
加えて、”腸脳相関”という言葉があるように、腸と脳は互いに影響しあう関係です。
幸せホルモンと呼ばれるセロトニンは腸でも作られていることが分かっており、セロトニンの分泌が悪くなると便秘が続きます。
腸内環境を整えるには、善玉菌を整えるには善玉菌を含む食品を食べればいいです。
例えば、ヨーグルトは生きた乳酸菌やビフィズス菌を手軽に摂取できないのでお勧めします。
他に足りない栄養素しては、食物繊維とビタミンCくらいです。
CMなどで”腸まで届く”という言葉をよく聞きます。
しかし、腸までたどり着く前に乳酸気が死滅しても問題はありません。
”死因は免疫システムを強化する作用に使用され血中コレストロール値を下げる働きは生菌と変わりません。
腸内に住み着いている乳酸菌のえさになるので腸内フローラを善玉菌優位に導きます。”
現代は、抗菌・除菌ブームで清潔すぎる環境です。
また、病気になると善玉菌も殺してしまうので抗生物質を摂取することも多いです。
食事は肉中心で食物繊維がないとなど。
乳酸菌が減りやすい生活を送っている人が多いです。
体外から摂取した乳酸菌の寿命は長くて2週間。
毎日せっせと摂り続け、荒らしい乳酸菌を腸に入れ込むことが現代人には必要です。